2009年10月17日更新





26年ぶりで谷川岳に行きました、この山はかつては「魔の山」とも呼ばれていました、その理由は急峻な岩壁と複雑な地形に加えて、中央分水嶺のために天候の変化がとても激しく、 そのため遭難者の数が群を抜いて多いことによります。1931年から2005年までに781名の死者が出ていて世界一の遭難死となっています。単純比較は出来ませんが エベレストにおける死者はこれまで178人ですからいかにこの山で死んだ人が多いかがわかりますね、現在では法規制により届出制になったことや登攀用具の進化によって 遭難者は減少傾向にあります。 この山の標高は2000m程度ですが、気象の厳しさから標高1,500m付近が森林限界となります。上越新幹線に乗れば首都圏から近いこともあって多くの登山者が訪れます。 今日は頂上を目指しましたが悪天候のため標高1750m、肩の手前で引き返しました。



今日はガス(霧)がひどく見通しは殆どありません、ナナカマドが葉を落として赤い実が霧に映えますね。



紅葉がきれいですね、青空がバックだともっといいのに。



いまどき山登りは高齢者ばかりかと思えばこのようなまだ若い美人が二人登っていました。



心臓破りの天神尾根このあたりで標高1600m、森林限界を超えています。今日は土曜日で大勢の登山者がいますね。



鎖場やガレ場は順番待ちをして通過します。



山水画の世界ですね!!



若いカップルがいたわり合いながら下山していました、ほほえましいですね。



画面上部に見えるのは熊穴沢避難小屋です。