2009年10月01日更新





運刻斎は若いころから登山が大好き、でも右ひざの故障と仕事にかまけて30年近く本格的な登山は止めていました。最近はカワセミの撮影にハマってしまって、 さらに欲が出てヤマセミも撮りたいと考えるようになりました。しかしヤマセミは渓流釣りや沢登りをするような環境?でしか遭遇できない、しかも500mmのレンズを 抱えて、完全武装で登攀する必要があるから大変なのです。そこで昔取った何とやらで登山を再開することにしました。手始めに勝手知ったる?尾瀬トレッキングということで 小屋泊り2泊3日のトレッキングをやってみました。詳しくはこちらから。幸いにも体力、気力、スタミナともに大した衰えもなく結構なペースで 歩くことが出来たのですが、ひとつ大問題が発生しました。日程第2日目に登山靴が壊れたのです、壊れ方は下記の図をご覧ください、ミッドソールとソール部分の接着がとれて しまったのです。応急処置として膝に巻くために持ってきたテーピング用のテープでとめて何とか日程を消化しましたが、歩きづらいし、水が浸入してくるので参りました。 この原因ですが、山小屋や登山用品店でミッドソールとソール部分の接着材やミッドソールそのものにポリウレタン樹脂を使用している場合このポリウレタンが経年劣化して 靴が破損する旨警告するポスターが掲示されていることに気付きました。念のためMontbellや好日山荘に聞いてみると、現在はポリウレタン樹脂は使用していないのだそうです。



ソールが剥がれおちた左側の靴の様子です、突然パカッと壊れるので本当に怖いです。



こちらは靴の外観です、5年以上経過していますがほとんど使用していませんでした。



これが警告のポスターです、問題が発生した後で好日山荘に置いてあるのを見つけました。そういえば山小屋にも掲示してありました。



事故の発生時の対策方法を説明したポスターの裏側です。