2009年3月4日更新








運刻斎は毎年のように河津にいきます。例年持病のアレルギー鼻炎が始まると河津桜が満開になります。ところが今年は鼻炎が2月始めから発症しました。 宿は早めに押さえてあるのと、仕事の関係でどうしても日程を変えることができず、河津桜が満開を迎えていることとは判っていましたがやむを得ず予定通り 2月27日に河津にいきました。結果はご覧のとおり完全に葉桜になっていました、、、残念(2週間以上早い開花だったようです)



宿泊は河津の常宿で「ギャラリーコート オファ・アトゥ」という一風変わったホテルです。部屋はせまいし、バストイレも付いていない、築20年以上の古い建物、料金は結構高い(おまけに現金決済でクレジットカード不可) それでもシーズン中は何時も満室という不思議な宿です。何が良い?のと聞かれると「食事が旨い」、「いいワインがある」、「家族経営でホスピタリティあふれる接客」、「貸切露天風呂」、「河津駅まで徒歩15分」 でしょうか?さらにはオーナーで画家の柏村さんの絵画が展示されていて広いロビー全体がギャラリーになってます。 宿泊施設としては最悪の条件ですが興味ある方はこちらからどうぞ。ホームページには「ヨーロッパ風のコテージ」などと洒落た内容ときれいな写真が掲載されていますが 長年ヨーロッパで暮らした運刻斎に言わせると「この宿のどこがヨーロッパ風??」としか言えません。もとはと言えば昭和50年代のペンション・ブームに便乗した「象牙海岸」というホテルらしいです。



初日の2月27日は終日雨!!しかもどしゃ降りで風もあって観光なんて無理です。ということで終日博物館を回っていました。これは下田市内にある「下田開国博物館」です。時間つぶしに入ったこの博物館で思いがけず 故郷の大先達「吉田松陰」先生の足跡に出会うことができました。駐車場手前は愛車「ミニクーパS]ですね。



下田といえば「唐人お吉」さんですね、せっかくですからお吉さんのお墓にもお参りしてきました。



伊豆急の特急も例年は満席ですが、河津駅で降りてくる乗客を見ると閑散としています。



菜の花は満開ですが!!お目当ての河津桜はこのとおりです。



2月28日(土曜日)の午前中というのにこの程度の観光客しか居ませんでした。