2008年4月4日撮影



千葉県佐倉市にある佐倉城跡には国立歴史民族博物館があり、あまり風情があるとはいえませんがソメイヨシノが咲きます。 風情がないと言うのは桜の大木が広い公園にただ植えてあるだけ、もちろん手入れはされていますが、所謂桜の名所と言われる ような場所になるにはまだしばらく時間がかかるでしょう。園内には山渓亭(字が違ったかな?)というお茶室があって毎週 日曜日と祝日には地元の表千家の皆さんがお茶の御接待で詰めていらっしゃいます。この城跡はその昔は陸軍の駐屯地で 兵舎は昭和30年代まで建っていたらしいです。その頃に野間宏の小説「真空地帯」が映画化されましたが、ロケに 残っていた兵舎が使われました。監督は山本薩夫、出演は木村功、下元勉らです。その後は病院になり 今は博物館と市民の憩いの場所になっています。夏は花菖蒲秋には紅葉と四季折々 いろいろな花が楽しめる場所です。歴史民族博物館は3月にリニューアル(運刻斎はまだ行っていませんが)されて新しい展示が 楽しみです。



国立歴史民族博物館(通称歴博)をバックにソメイヨシノがのびのびと育っています。



運刻斎は此処に通いはじめて20年を越えました。



ハナモモも咲いていました、濃いピンクがいいですね、右は楓の新緑です、これも綺麗なものですね。